就活中に育みたい「就業レディネス」の考え方

こんにちは!
調布みつぎの築山です。

本日は、就職活動中に伸ばしたい要素として「就業レディネス」という言葉をご紹介いたします。

就業レディネスって?
就業レディネスは「社会人としての自覚」と「自己理解の促進」により構成され、「就活への満足感」とならぶ就職活動の充実を表す要素。
就業レディネスを用いて入社後の適応との関係を分析したところ、 就業レディネスは入社後の新人時代の適応、さらには現在の適応にも関連があることが確認された。

(参考:『キャリア発達の視点から見た就業レディネス形成に影響を与える要因』就職みらい研究所  https://data.recruitcareer.co.jp/study_report_article/20160315/

簡単にまとめると、「社会人になるための心の準備。社会そのものや社会で働くことを、自己との結びつきの中で自分なりに捉え、整理ができている状態。」と定義されます。

レディネス(readiness)とは、派生語に”ready”という言葉があることからも予想されるように、「用意ができていること」を意味する言葉です。
直訳すれば、「就業の準備ができていること」、つまり社会人になる心構えができていることと、と言い換えることができると思います。

上記の研究によると、この「就業レディネス」ですが、それが低い状態よりも、高い状態で就職した方が、入社後の働きぶりや適応、満足感、自己効力感(「自分ならできる!」という自信や、自己への信頼感・有能感のこと)に良い影響を与えて、その人のキャリア=職業人生にとって大切なポイントになるということです。

では、どうすれば、この「就業レディネス」を高めることができるのでしょうか?
上記の研究によれば、以下の2点をポイントとして挙げています。

①社会人としての自覚
 ・社会に出る覚悟ができているか?
 ・社会人としてやっていける自信や見通しを持てているか?
 ・企業で、社会人がどのように働いているかについて理解できているか?
 ・社会や経済がどのように動いているかについて理解できているか?

<就職活動における具体例>
 一般教養の学習(情報のアンテナを張る)
 興味のある業界研究・企業研究を深める
 先輩訪問を行い、自分が活躍できそうな(あるいはその逆の)イメージを持つ
 インターンシップに参加し、ネット上のみでは知りえない内情を知る(経験する)
 会社説明会に足を運び、質問する
 面接や選考プロセスを通じて、相手方(社会や会社)が何を学生側に期待しているのかを研究する
 社会人のマナーを身につける

②自己理解の促進
 ・自分の能力や志向について理解できているか?

<就職活動における具体例>
 自己分析を行う(自分自身の興味・能力・価値観を、過去の経験をもとに掘り下げる)
  →一回やれば終わりではなく、日常的に行う
   ex.嬉しかったこと、感動したこと、イラっとしたこと…
     自分の「感情」を伴う経験を客観的に捉え、「自分らしさ」の片鱗に
     少しでも気付いたら、常にメモを残しておく


いかがでしょうか?いわゆる「就活(シューカツ)」のプロセスの中で行われるものを、少しだけ意識して実践していけば良いだけです。
どちらかというと、就活に臨む気持ちの持ちよう(マインドセット)が重要なのかな、と個人的には考えます。

簡単な言葉に言い換えると、
 ・総じて、ポジティブな気持ちで就活を行う
  (例えば、「第一志望の選考に不合格だった」というように、
   時にうまくいかずにネガティブな感情になることは許容します)
 ・総じて、ネガティブな気持ちで就活を行う
  (例えば、内定はもらったけど第一志望じゃないし…
   という負の感情をずっと引きずり続けることも含みます)

このどちらの姿勢を取るかで、入社後のキャリアの成否も大きく変わり得る、という理解で良いと思います。

どうせやるなら、ポジティブに臨めることが望ましいでしょう。
悩む場面があれば、先輩社会人として多少お話をお伺いできるかと思いますので、ご相談ください。

改めて、皆さんの就活の成功をお祈りしております。

ABOUTこの記事をかいた人

築山祐介 つきやまゆうすけ

㈱調布みつぎ不動産研究所 経営管理部 兼 新卒採用担当。大手外食チェーン店舗勤務、大手学習塾教室長・本部総務職を経て、2017年より現職。 当「調布みつぎ 新卒採用ブログ」を立ち上げ、主に大学生の就活や企業研究に役立つ情報を発信中。人材育成・他者成長支援・地域貢献がライフワーク。趣味:国内旅行、街歩き、スポーツ(サッカー・野球など)。宅地建物取引士、キャリアコンサルタント。趣味が高じて「国内旅行業務取扱管理者」資格も学生時代に取得。